カンボジア
河川、山々、そしてビーチの美しさにもあふれるアンコール遺跡だけではない王国
古代寺院、深いオレンジ色が美しい夕陽、植民地時代の建築物、輝く水田、人がほとんど足を踏み入れていない島々、さらには柔らかなホワイトサンドが続くビーチ-カンボジアは華やかさに満ちている。
これまでカンボジア観光の目玉は、深い木々に包まれ、ユネスコの世界遺産にも登録されているアンコール遺跡だった。そして今もその魅力にはいささかの変化もない。中でも、12世紀前半に建てられ世界最大級の寺院に数えられるアンコールワットは別格で、日の出に輝く姿は見事と呼ぶ他にない。
フランス料理や美顔エステを求める高級志向の人たちから、ビーチや自然が残る内陸部の探索に熱心なバックパッカー、また地元の市場や屋台に引き付けられる家族連れと、カンボジアはあらゆる観光客に人気が高い。