トロピカル・ゲートウェイとしてのすべてが揃う州都

港運のハブとしての歴史的役割を継承するように、今日の海口市を訪れる観光客は絶えない。移民の街であり、ココナツが街路樹となっている道路や屋外でも営業するバーや飲食店の存在、また島南部の美しいビーチへの玄関口であることから、他の州都に比べればその雰囲気はずいぶんとゆったりとしている。バケーションの地としての魅力だけではなく、火口や鍾乳洞が残る火山口公園、ココナツ農園、マングローブ保護区とともに、五公祠や秀英砲台といった過去を感じさせるスポット、さらにビーチや緑深い林までの近さも人気の理由だ。

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おすすめ&見どころ

  • リッチが楽しむ島

    中国の富裕層の暮らしぶりに関心があるなら、海南島の南海岸、日差しとサーフィンで知られる三亜から、東におよそ30km離れた海棠湾に浮かぶ蜈支州島から調べ始めるのがいい。この島の高級リゾートでは、人々がテニスやビーチバレー、ウォータースキーにウィンドサーフィンを楽しんでいる。海はどこまでも透明で、珍しい海洋生物が多く見られる。

  • 四大料理

    海南島には地元発祥の料理として誇れるものが4品あり、そのおいしさは中国全土で語られている。テンダーな文昌チキンはスパイスとともに食され、黒羊の東山マトンは通常、濃厚で香り豊かなスープで煮込んで調理される。風味のいい和楽カニは柔らかな身と固い殻が特徴。また蒸してからスライスされる嘉積ダックは脂の甘さから人気が高い。

  • 火山が形成した地質

    海南島での最後の火山噴火はおよそ1万3000年前と言われているが、36ほどある円錐状の火山口、最も高い風炉嶺火山口(約223m)、溶岩流の跡、30個所の鍾乳洞群によってその魅力は失われてはいない。市の中心からわずか15kmの海南火山口公園では、この島の地質について知るとともに、温泉と周辺の緑を楽しむ機会も得られる。

  • 熱帯魚3万匹

    海中の素晴らしさを体験したいが、潜りたくない人向けには、海口市の西部に熱帯海洋世界がある。3万匹の熱帯魚が泳ぐ園内の「メリーオーシャン」では、子供たちが大喜びすること間違いなし。バンジージャンプ、ウォータースライド、チューブスライド、「ドリフティング・リバー」、そして大きな振り子のような「フライングマン」などは、ウォーターテーマパークの達人もうならせるだろう。しばし水から逃れたければ、熱帯雨林ガーデンや熱帯フルーツガーデンを散歩するのがいい。

  • マングローブと海中に沈んだ集落

    「不動産は立地が決め手」の原則を破るかのごとく、現在は東寨港マングローブ自然保護区となっている場所には、かつて大きな集落が存在していた。伝承によると、1605年7月13日の深夜0時、巨大地震に襲われた72の村々が海底に沈んだという。村の遺跡は今も海中に見ることができる。海口市の中心部から約20km離れたこの保護区はまた、少なくとも160種の鳥類数千羽と様々な海洋生物の生息地ともなっている。満潮時、マングローブはそのほとんどの姿を海に沈めることになる。

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空港情報

CBD(中心ビジネス地区)まで 25km
所要時間 約30分
タクシー 約50~80元
空港シャトルバス 運賃は15元、所要時間は約35分。

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気候とシーズン

年間を通してすごしやすい気候だが、絶好の時季は10月~4月だろう。つまり、地球の北側が厳寒を経験している時、穏やかな太陽が海口市には降り注いでいることになる。

5月~10月が雨季だが、降水量が最も多いのは9月で、また8月と9月が台風シーズンとなる。年間の平均気温はおよそ24°C。カラフルな展示が美しい海南国際ココナツフェスティバル(Hainan International Coconut Festival)は4月、黎(リー)族の英雄を讃え、伝統の儀式が行なわれる軍坡節(Junpo Festival)は3月初旬、花の交換と友情がテーマの府城換花節(Huanhua Festival)は1月にそれぞれ開催される。

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アクセス

単純に「ライン1」「ライン2」と呼ばれている市内観光バスを利用すれば、10元で主要なスポットを見て回ることができる。1日2回の運行で、出発ポイントは、白沙門(午前9:00)、万緑園(午前10:00)、火山口公園(午後12:30)となっている。市バスの14、35、50もいくつかの観光地が路線に含まれており、料金は1元ほど。タクシー料金はドライバーとの交渉次第だが、中心部なら15元程度だろう。違法タクシーは避け、また必ずメーターを使用させること。他の移動手段としては、三輪自転車や三輪バイクがある。

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