文化と遺産の中心であり、また魅惑の海岸、山が連なる内陸部、心を引きつける島々は自然愛好家にとってのパラダイス

何世紀にもわたって「フォルモサ(Formosa:ポルトガル語で“麗しい島”の意)」として知られたが、現在は単に「台湾」、あるいは「中華民国」とされる。16 世紀にポルトガルの船員が「フォルモサ」と呼んだことには確かに理由がある。堂々たる山々、絵画のような平野、荒々しい沿岸部、そして豊富な自然に恵まれた台湾は、「バック・トゥ・ネイチャー」タイプに合わせて作られているようだ。台湾にある国立公園8カ所、風景区13カ所、太魯閣渓谷、玉山、日月潭、金門と澎湖の両島が隔世感のある魅力を如実に物語っている。その歴史を通じて、台湾は先住民族による統治だけでなく、オランダ、スペイン、日本、漢民族による支配を経験してきた。そのため、創建以来300年の艋舺龍山寺や中国古代の工芸品や美術品70万点を所蔵する広大な故宮博物院などの見事な遺産は言うに及ばず、風習や伝統が大きく異なる土地となっている。