大きな砂浜に立ち緑の丘を背後に構えるクイニョンは知る人ぞ知る新名所

ビンディン省の省都クイニョン市の人口はおよそ30万人で、まぎれもないビーチサイドシティ。 さらに南に位置するニャチャンがリゾートとホテルの爆発的な開発によって観光客数が増大したのに比べ、クイニョンでは控えめな開発が続けられてきた。しかし、それはクイニョンの自然美が劣っていることをまったく意味しないのと同時に、緑深い丘を背後に、大きな砂浜を前面に持つ環境が観光客を魅了し始めていることをも意味している。素晴らしいビーチのほか、クイニョンには数世紀前に存在したチャンパ王国の遺跡、さらには今も患者たちが暮らし、仕事をするハンセン病治療施設があることでも知られている。

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おすすめ&見どころ

  • 高さ17メートルの仏像

    クイニョン市で最も知られた寺院はロンカン寺(Long Khanh)で、高さ17mもある巨大な仏像が目印となって見過ごすということはない。ロンカン寺は16世紀に建立されているが、この仏像は1972年になってから建てられたもの。寺院の装飾は色とりどりの龍のモザイクを特徴とした複雑なもので、境内には巨大な太鼓と鐘も見られる。僧侶たちは親切で、境内の案内をお願いしてみるのもいいだろう。

  • 素晴らしい砂浜

    クイニョン市は、さらに南部のニャチャンのビーチに匹敵する素晴らしい砂浜に立地している。ビーチ周辺の遊歩道は投資の恩恵を受けてすっきりと整備されており、その幅広い舗装道路は、夕刻の散歩や早朝の太極拳を楽しむ地元の人たちや国内の観光客にも人気が高い。さらに、市内から北、あるい南に少し移動すると、静寂に包まれた自分だけのビーチ(Avani Quy Nhon Resort and Spa opens in new window)が見つかるだろう。

  • 日没のチャンパ王国

    クイニョン市とその周辺地域はかつて栄えたチャンパ王国の中心地だった。2kmのサイクリングでたどり着けるタップドイチャム(Thap Doi Cham)の2つの塔は王国時代の建築物の代表例と言える。訪れるなら、刻々と空が色を変える日没の時刻が最高で、見事な写真を撮影するいいチャンスとなる。

  • チャンパの砦

    熱烈な歴史ファンにはたまらない場所がある。クイニョン市から27km離れたホアンデの砦(Hoang De Citadel)はチャンパ文化の中心地として栄えたが、後黎朝の猛攻に遭い、また阮三兄弟の西山(タイソン)朝では都となった。今日も砦の壁が残されており、周辺にはその他のチャンパ遺跡も存在する。

  • ハンセン病治療施設

    極めて異例な観光スポットとしては、クイニョンのハンセン病治療施設がある。1929年にフランスによって建設されたものだが、訪問してみる価値はある。市の中心部からわずか2kmしか離れていないこの村は、地区で最も繁華な美しいクイホアビーチ(Quy Hoa Beach)にある。患者たちはここで生活し、また仕事もしており、周辺には数え切れないほどのレストランや屋台が見られる。ここまで来れば、細道を進んでハンマクトゥ寺院(Han Mac Tu Pagoda)も訪れてほしい。そこから見る砂浜と海は絶景だ。

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空港情報

CBD(中央ビジネス地区)まで 30km
所要時間 約1時間
タクシー 約42万ドン(到着ロビーの外でメーター付きタクシーが見つかる)

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気候とシーズン

最も気候がいいのは2~10月だろう。この時季、気温が18ºCを下回ることは少なく、平均最高気温は30ºCとなっている。ただ、夏が盛りとなる7、8月は気温が急上昇するだけでなく、湿度も極端に高くなる。9~10月なら気象情報をチェックして台風に備えたい。

ベトナムの他の地域と同様に、テットと呼ばれるベトナム旧正月が大きな祝事の機会となっている。テット期間中はクイニョンの多くのレストランが休業し、そして閉館するホテルさえある。旧暦によって毎年時期は異なるが、1~3月がテットとなる。

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アクセス

クイニョン市は徒歩でも観光できるが、ビーチ近くの大通りは平坦でサイクリングにもってこい。ただ、気温が高い季節なら、数多く見つかるタクシーやセオム(バイクタクシー)の利用も考えたい。タクシーとは違って、セオムの営業は許可制ではなく、料金も交渉が必要なことに注意してほしい。

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